ワールドカップカタール2022を11月に控え、ニュースなどでもW杯への関心も日に日に高まってきています。
本記事では、ウルグアイ代表の過去のワールドカップ成績や注目選手などをご紹介します。
ワールドカップでの成績
Embed from Getty Imagesウルグアイ代表は、4大会連続14回目の出場となる。
総合成績
- W杯出場 4大会連続14回目
- 通算成績 24勝12分20敗 得点87 失点74
- 最高成績 優勝(1930,1950)
1930年大会
- 4勝0分0敗 優勝
ウルグアイ 1-0 ペルー
ウルグアイ 4-0 ルーマニア
ウルグアイ 6-1 ユーゴスラビア
ウルグアイ 4-2 アルゼンチン
15得点 3失点
1950年ブラジル大会
- 3勝1分0敗 優勝
ウルグアイ 8-0 ボリビア
ウルグアイ 2-2 スペイン
ウルグアイ 3-2 スウェーデン
ウルグアイ 2-1 ブラジル - 15得点 5失点
1954年スイス大会
- 3勝0分2敗 ベスト4
ウルグアイ 2-0 チェコスロバキア
ウルグアイ 7-0 スコットランド
ウルグアイ 4-2 イングランド
ウルグアイ 2-4 ハンガリー
ウルグアイ 1-3 オーストリア - 16得点 9失点
1962年チリ大会
- 1勝0分2敗 1次リーグ敗退
ウルグアイ 2-1 コロンビア
ウルグアイ 1-3 ユーゴスラビア
ウルグアイ 1-2 ソ連 - 4得点 6失点
1966年イングランド大会
- 1勝2分1敗 ベスト8
ウルグアイ 0-0 イングランド
ウルグアイ 2-1 フランス
ウルグアイ 0-0 メキシコ
ウルグアイ 0-4 西ドイツ - 2得点 5失点
1970年メキシコ大会
- 2勝1分2敗 ベスト4
ウルグアイ 2-0 イスラエル
ウルグアイ 0-0 イタリア
ウルグアイ 0-1 スウェーデン
ウルグアイ 1-0 ソ連
ウルグアイ 1-3 ブラジル - 4得点 4失点
1974年西ドイツ大会
- 0勝1分2敗 1次リーグ敗退
ウルグアイ 0-2 オランダ
ウルグアイ 1-1 ブルガリア
ウルグアイ 0-3 スウェーデン - 1得点 6失点
1986年メキシコ大会
- 0勝2分2敗 ベスト16
ウルグアイ 1-1 西ドイツ
ウルグアイ 1-6 デンマーク
ウルグアイ 0-0 スコットランド
ウルグアイ 0-1 アルゼンチン - 2得点 8失点
1990年イタリア大会
- 1勝1分2敗 ベスト16
ウルグアイ 0-0 スペイン
ウルグアイ 1-3 ベルギー
ウルグアイ 1-0 韓国
ウルグアイ 0-2 イタリア - 2得点 5失点
2002年日韓大会
- 0勝2分1敗 1次リーグ敗退
ウルグアイ 1-2 デンマーク
ウルグアイ 0-0 フランス
ウルグアイ 3-3 セネガル - 4得点 5失点
2010年南アフリカ大会
- 4勝1分2敗 ベスト4
ウルグアイ 0-0 フランス
ウルグアイ 3-0 南アフリカ
ウルグアイ 1-0 メキシコ
ウルグアイ 2-1 韓国
ウルグアイ 1-1 ガーナ
4PK2
ウルグアイ 2-3 オランダ
ウルグアイ 2-3 ドイツ - 11得点 8失点
2014年ブラジル大会
- 2勝0分2敗 ベスト16
ウルグアイ 1-3 コスタリカ
ウルグアイ 2-1 イングランド
ウルグアイ 1-0 イタリア
ウルグアイ 0-2 コロンビア - 4得点 6失点
2018年ロシア大会
- 4勝0分1敗 ベスト8
ウルグアイ 1-0 エジプト
ウルグアイ 1-0 サウジアラビア
ウルグアイ 3-0 ロシア
ウルグアイ 2-1 ポルトガル
ウルグアイ 0-2 フランス - 7得点 3失点
今大会の対戦相手
ウルグアイは韓国・ポルトガル・ガーナと同組のグループHとなった。
実績ではポルトガルと並んで上位のウルグアイだが、ガーナ・韓国も侮れない。
対戦国のW杯での成績とW杯での対戦成績について紹介する。
第1戦 韓国
Embed from Getty Images11月24日(木)22:00~ TV テレビ朝日系/ABEMAフジテレビ系/ABEMA
- W杯出場 10大会連続11回目
- 通算成績 6勝9分19敗 得点34 失点70
- 最高成績 ベスト4(2002)
- W杯対戦 2勝0分0敗
第2選 ポルトガル
Embed from Getty Images11月29日(火)4:00~ ABEMA
- W杯出場 6大会連続8回目
- 通算成績 14勝6分10敗 得点49 失点35
- 最高成績 3位(1966)
- W杯対戦 0勝0分0敗
第3戦 ガーナ
Embed from Getty Images12月3日(土)0:00~ ABEMA
- W杯出場 2大会ぶり4回目
- 通算成績 4勝3分5敗 得点13 失点16
- 最高成績 ベスト8(2010)
- W杯対戦 1勝0分0敗
ウルグアイ代表メンバー
Embed from Getty Imagesウルグアイ代表のワールドカップメンバーが発表された。
GK | 1 | フェルナンド・ムスレラ (Fernando MUSLERA) | ガラタサライ (トルコ) | 86.6.16 | 190/74 |
12 | セバスティアン・ソサ (Sebastián SOSA) | インディペンディエンテ (アルゼンチン) | 86.8.19 | 184/77 | |
23 | セルジオ・ロシェ (Sergio ROCHET) | ナシオナル | 93.3.23 | 190/82 | |
DF | 26 | ホセ・ルイス・ロドリゲス (José Luis RODRIGUEZ) | ナシオナル | 97.3.14 | 183/78 |
22 | マルティン・カセレス (Martin CACERES) | ロサンゼルス・ギャラクシー (アメリカ) | 87.4.7 | 178/75 | |
3 | ディエゴ・ゴディン (Diego GODIN) | べレス・サルスフィエルド (アルゼンチン) | 86.2.16 | 185/73 | |
13 | ギジェルモ・バレラ (Guillermo VARELA) | フラメンゴ (ブラジル) | 93.3.24 | 173/70 | |
19 | セバスティアン・コアテス (Sebastian COATES) | スポルティングCP (ポルトガル) | 90.10.7 | 196/89 | |
17 | マティアス・ビニャ (Matias VINA) | ASローマ (イタリア) | 97.11.9 | 176/70 | |
16 | マティアス・オリベラ (Mathías OLIVERA) | ナポリ (イタリア) | 97.10.31 | 184/78 | |
2 | ホセ・マリア・ヒメネス (Jose Maria GIMENEZ) | アトレチコ・マドリード (スペイン) | 95.1.20 | 185/77 | |
4 | ロナルド・アラウホ (Ronald ARAUJO) | バルセロナ (スペイン) | 99.3.7 | 191/91 | |
MF | 7 | ニコラス・デ・ラ・クルス (Nicolás De la CRUZ) | リバープレート (アルゼンチン) | 97.6.1 | 167/70 |
24 | アグスティン・カノッビオ (Agustín CANOBBIO) | アトレチコ・パラナエンセ (ブラジル) | 98.10.1 | 175/72 | |
10 | ジョルジアン・デ・アラスカエタ (Giorgian De ARRASCAETA) | フラメンゴ (ブラジル) | 94.6.1 | 172/64 | |
14 | ルーカス・トレイラ (Lucas TORREIRA) | ガラタサライ (トルコ) | 96.2.11 | 168/61 | |
25 | マヌエル・ウガルテ (Manuel UGARTE) | スポルティングCP (ポルトガル) | 01.4.11 | 182/73 | |
5 | マティアス・ベシーノ (Matias VECINO) | ラツィオ (イタリア) | 91.8.24 | 189/80 | |
6 | ロドリゴ・ベンタンクール (Rodrigo BENTANCUR) | トッテナム・ホットスパー (イングランド) | 97.6.25 | 187/73 | |
15 | フェデリコ・バルベルデ (Federico VALVERDE) | レアル・マドリード (スペイン) | 98.7.22 | 181/74 | |
FW | 21 | エディンソン・カバーニ (Edinson CAVANI) | バレンシア (スペイン) | 87.2.14 | 188/78 |
11 | ダルウィン・ヌニェス (Darwin NUNEZ) | リバプール (イングランド) | 99.6.24 | 187/78 | |
8 | ファクンド・ペリストリ (Facundo PELLISTRI) | マンチェスター・ユナイテッド (イングランド) | 01.12.20 | 175/68 | |
18 | マキシミリアーノ・ゴメス (Maximiliano GOMEZ) | トラブゾンスポル (トルコ) | 96.8.14 | 186/85 | |
20 | ファクンド・トーレス (Facundo TORRES) | オーランド・シティ (アメリカ) | 00.4.13 | 171/71 | |
9 | ルイス・スアレス (Luis SUAREZ) | ナシオナル | 87.1.24 | 182/85 |
W杯予選成績
南米予選
順位 | 南米予選 | 試合 | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
1 | ブラジル | 17 | 14 | 3 | 0 | 40 | 5 | 45 |
2 | アルゼンチン | 17 | 11 | 6 | 0 | 27 | 8 | 39 |
3 | ウルグアイ | 18 | 8 | 4 | 6 | 22 | 22 | 28 |
4 | エクアドル | 18 | 7 | 5 | 6 | 27 | 19 | 26 |
5 | ペルー | 18 | 7 | 3 | 8 | 19 | 22 | 24 |
6 | コロンビア | 18 | 5 | 8 | 5 | 20 | 19 | 23 |
7 | チリ | 18 | 5 | 4 | 9 | 19 | 26 | 19 |
8 | パラグアイ | 18 | 3 | 7 | 8 | 12 | 26 | 16 |
9 | ボリビア | 18 | 4 | 3 | 11 | 23 | 42 | 15 |
10 | ベネズエラ | 18 | 3 | 1 | 14 | 14 | 34 | 10 |
開催日 | 対戦スコア(開催地) | 得点 |
2022年 3月29日 | ● 2-0 チリ (サンチアゴ) | ‘ L・スアレス バルベルデ |
2022年 3月24日 | ● 1-0 ペルー (モンテビデオ) | デ・アラスカエタ |
2022年 2月1日 | ● 4-1 ベネズエラ (モンテビデオ) | ベンタンクール,デ・アラスカエタ カバーニ,L・スアレス(PK) |
2022年 1月27日 | ● 1-0 パラグアイ (アスンシオン) | L・スアレス |
2021年 11月16日 | 〇 0-3 ボリビア (ラパス) | |
2021年 11月12日 | 〇 0-1 アルゼンチン (モンテビデオ) | |
2021年 10月14日 | 〇 1-4 ブラジル (マナウス) | L・スアレス |
2021年 10月7日 | ▲ 0-0 コロンビア (モンテビデオ) | |
2021年 9月9日 | ● 1-0 エクアドル (モンテビデオ) | ペレイロ |
2021年 9月2日 | ▲ 1-1 ペルー (リマ) | デ・アラスカエタ |
2021年 6月8日 | ▲ 0-0 ベネズエラ (カラカス) | |
2021年 6月3日 | ▲ 0-0 パラグアイ (モンテビデオ) | |
2021年 9月5日 | ● 4-2 ボリビア (モンテビデオ) | デ・アラスカエタ,バルベルデ アルバレス,デ・アラスカエタ(PK) |
2021年 10月10日 | 〇 0-3 アルゼンチン (ブエノスアイレス) | |
2020年 11月17日 | 〇 0-2 ブラジル (モンテビデオ) | |
2020年 11月13日 | ● 3-0 コロンビア (バランキージャ) | カバーニ,L・スアレス(PK) D・ヌニェス |
2020年 10月13日 | 〇 2-4 エクアドル (キト) | L・スアレス(PK2) |
2020年 10月8日 | ● 2-1 チリ (モンテビデオ) | L・スアレス(PK) ,M・ゴメス |
注目選手
世界を代表するFWで、今期からはナシオナルに所属しているが、これまでヨーロッパの各国で活躍し得点王を獲得してきた、ウルグアイの中心選手。
今大会の南米予選でもチーム最多のゴールを決めている。ただし、8ゴール中5ゴールはPKによるもので、年齢による衰えは否定できない。
スアレスと言えば、そのプレーもさることながらピッチ内での”噛みつき”が有名ですが、若いころの話で最近はそんなことはなくなったようだ。
実績は折り紙付きで、エールディビジ、プレミアリーグ、リーガエスパニョーラで得点王を獲得している。
今大会が最後のW杯となる可能性も高いので、ナシオナルではリーグ14試合で8ゴールをあげている勢いに乗って、本大会でもゴール量産することを期待したい。
- FIFA選定 カタールW杯各国のスター選手に選出
- 所属 ナシオナル
- 1987年1月24日生
- 182cm/86kg
- 代表成績
- キャップ数 127
- ゴール数 64
- アシスト数 20
スアレスとともにウルグアイを代表するストライカー。
これまで、セリエAやリーグアンで得点王を獲得してきた。また、代表でもスアレスとともに50ゴール以上を記録している。
裏への抜け出しや豊富な運動量が持ち味の選手。
スアレスとの1987年コンビで得点したロシア大会のポルトガル戦のゴールは素晴らしかった。スアレスもカバーニも本大会が最後になる可能性が高い。再び本大会でも2人のコンビプレーによるゴールが再現されるのを期待したい。
- 所属 バレンシア
- 1987年2月14日生
- 184cm/71kg
- 代表成績
- キャップ数 130
- ゴール数 57
- アシスト数 7
まとめ
第1回大会など2回の優勝をして以降は低迷していた時期もあったが、直近3大会は全て出場し、その全てで決勝トーナメントに進出している。背景には、スアレスとカバーニがけん引してきたところが大きかったと考えられる。
そんな2人も今大会が最後だろう。ウルグアイ代表での集大成として、半世紀以上ぶりの優勝があっても不思議ではない。
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