ワールドカップカタール2022を11月に控え、ニュースなどでもW杯への関心も日に日に高まってきています。
本記事では、カナダ代表の過去のワールドカップ成績や注目選手などをご紹介します。
ワールドカップでの成績
Embed from Getty Imagesカナダ代表は、今大会は9大会ぶり2回目の出場となる。
写真は、北中米カリブ海予選でアメリカに勝利したときのもの。
総合成績
- W杯出場 9大会ぶり2回目
- 通算成績 0勝0分3敗 得点0 失点5
- 最高成績 1次リーグ敗退
今大会の対戦相手
カナダはベルギー・モロッコ・クロアチアと同組のグループFとなった。
優勝経験国がある国はなく、混戦とみられる。
対戦国のW杯での成績とW杯での対戦成績について紹介する。
第1戦 ベルギー
Embed from Getty Images11月24日(木)1:00~ TV ABEMA
- W杯出場 3大会連続14回目
- 通算成績 20勝9分19敗 得点68 失点72
- 最高成績 3位(2018)
- W杯対戦 0勝0分0敗
第2選 クロアチア
Embed from Getty Images11月28日(月)1:00~ NHK/ABEMA
- W杯出場 3大会連続6回目
- 通算成績 11勝4分8敗 得点35 失点26
- 最高成績 準優勝(2018)
- W杯対戦 0勝0分0敗
第3戦 モロッコ
Embed from Getty Images12月2日(金)0:00~ ABEMA
- W杯出場 2大会連続6回目
- 通算成績 2勝5分9敗 得点14 失点22
- 最高成績 ベスト16(1986)
- W杯対戦 0勝0分0敗
カナダ代表メンバー
Embed from Getty Imagesいよいよ11/13にワールドカップメンバーが発表された。
GK | ミラン・ボージャン (Milan BORJAN) | レッドスター・ベオグラード (セルビア) | 87.10.23 | 195/84 |
デイン・セント・クレア (Dayne St. CLAIR) | ミネソタ・ユナイテッド (アメリカ) | 97.5.9 | 191/75 | |
ジェームズ・パンテミス (James PANTEMIS) | CFモントリオール | 97.2.21 | 191/78 | |
DF | ジョエル・ウォーターマン (Joel WATERMAN) | CFモントリオール | 96.1.24 | 188/75 |
アリスター・ジョンストン (Alistair JOHNSTON) | CFモントリオール | 98.10.8 | 180/77 | |
カマル・ミラー (Kamal MILLER) | CFモントリオール | 97.5.16 | 183/80 | |
リッチー・ラリア (Richie LARYEA) | トロントFC | 95.1.7 | 175/68 | |
デレク・コーネリアス (Derek CORNELIUS) | パネトリコス (ギリシャ) | 97.11.25 | 187/86 | |
サム・アデクグベ (Sam ADEKUGBE) | ハタイスポル (トルコ) | 95.1.16 | 175/75 | |
スティーヴン・ヴィトーリア (Steven VITORIA) | シャヴェス (ポルトガル) | 97.1.11 | 195/86 | |
MF | イスマエル・コネ (Ismaël KONE) | CFモントリオール | 02.6.6 | 188/76 |
サミュエル・ピエット (Samuel PIETTE) | CFモントリオール | 94.11.12 | 171/79 | |
ジョナサン・オソリオ (Jonathan OSORIO) | トロントFC | 92.6.12 | 175/73 | |
マーク・アンソニー・ケイ (Mark-Anthony KAYE) | トロントFC | 94.12.2 | 185/77 | |
アティバ・ハッチンソン (Atiba HUTCHINSON) | ベジクタシュ (トルコ) | 83.2.8 | 187/72 | |
リアム・フレイザー (Liam FRAZER) | ダインゼ (ベルギー) | 98.2.13 | 185/81 | |
ステファン・エウスタキオ (Stephen EUSTAQUIO) | FCポルト (ポルトガル) | 96.12.21 | 178/66 | |
デイヴィッド・ウォザースプーン (David WOTHERSPOON) | セント・ジョンストン (スコットランド) | 90.1.16 | 181/76 | |
FW | アルフォンソ・デイヴィス (Alphonso DAVIES) | バイエルン・ミュンヘン (ドイツ) | 00.11.2 | 183/75 |
デイヴィッド・”ジュニア”・ホイレット (David “Junior” HOILETT) | レディング (イングランド) | 90.6.5 | 173/70 | |
ジョナサン・デイヴィッド (Jonathan DAVID) | リール (フランス) | 00.1.14 | 177/70 | |
アイク・ウグボ (Iké UGBO) | トロワ (フランス) | 98.9.21 | 184/79 | |
タジョン・ブキャナン (Tajon BUCHANAN) | クラブ・ブルージュ (ベルギー) | 99.2.8 | 183/71 | |
サイル・ラリン (Cyle LARIN) | クラブ・ブルージュ (ベルギー) | 95.4.17 | 188/87 | |
リアム・ミラー (Liam MILLAR) | FCバーゼル (スイス) | 99.9.27 | 178/72 | |
ルーカス・カヴァリーニ (Lucas CAVALLINI) | バンクーバー・ホワイトキャップス | 92.12.28 | 182/84 |
W杯予選成績
北中米カリブ海予選
順位 | 最終予選 | 試合 | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
1 | カナダ | 14 | 8 | 4 | 2 | 23 | 7 | 28 |
2 | メキシコ | 14 | 8 | 4 | 2 | 17 | 8 | 28 |
3 | アメリカ | 14 | 7 | 4 | 3 | 21 | 10 | 25 |
4 | コスタリカ | 14 | 7 | 4 | 3 | 13 | 8 | 25 |
5 | パナマ | 14 | 6 | 3 | 5 | 17 | 19 | 21 |
6 | ジャマイカ | 14 | 2 | 5 | 7 | 12 | 22 | 11 |
7 | エルサルバドル | 14 | 2 | 4 | 8 | 8 | 18 | 10 |
8 | ホンジュラス | 14 | 0 | 4 | 10 | 7 | 26 | 4 |
開催日 | 対戦スコア(開催地) | 得点 |
2022年 3月30日 | 〇 0-1 パナマ (パナマシティ) | |
2022年 3月27日 | ● 4-0 ジャマイカ (トロント) | Cyle Larin,Tajon Buchanan Junior Hoilett,OG |
2022年 3月24日 | 〇 0-1 コスタリカ (サン・ホセ) | |
2022年 2月2日 | ● 2-0 エルサルバドル (サンサルバドル) | Atiba Hutchinson Jonathan David |
2022年 1月30日 | ● 2-0 アメリカ (ハミルトン) | Cyle Larin Sam Adekugbe |
2022年 1月27日 | ● 2-0 ホンジュラス (サンペドロスラ) | OG Jonathan David |
2021年 11月16日 | ● 2-1 メキシコ (エドモントン) | Cyle Larin 2 |
2021年 11月12日 | ● 1-0 コスタリカ (エドモントン) | Jonathan David |
2021年 10月13日 | ● 4-1 パナマ (トロント) | OG,Alphonso Davies Tajon Buchanan,Jonathan David |
2021年 10月10日 | ▲ 0-0 ジャマイカ (キングストン) | |
2021年 10月7日 | ▲ 1-1 メキシコ (メキシコシティ) | Jonathan Osorio |
2021年 9月8日 | ● 3-0 エルサルバドル (トロント) | Atiba Hutchinson,Jonathan David Tajon Buchanan |
2021年 9月5日 | ▲ 1-1 アメリカ (ナッシュビル) | Cyle Larin |
2021年 9月2日 | ▲ 1-1 パナマ (トロント) | Cyle Larin |
注目選手
若干21歳という年齢ながら、所属するバイエルン・ミュンヘンでも公式戦に既に124試合に出場し、7ゴール17アシストを記録している。
また、カナダ代表でも32試合に出場し、12ゴールを決めるなど、中心選手として活躍している。
スプリント力があり、スペースがある時に繰り出すドリブルは相手にとっても驚異。
細かいタッチや足技よりも、加速力で勝負するのが得意なようです。
所属するバイエルンでは左サイドバックでの起用も多いですが、カナダではウイングでの起用が考えられます。
彼の活躍でカナダに初めての決勝トーナメント進出をもたらすことができるか、注目です。
- FIFA選定 カタールW杯各国のスター選手に選出
- 所属 バイエルン・ミュンヘン
- 2000年11月02日生
- 183cm/75kg
- 代表成績
- キャップ数 32
- ゴール数 12
- アシスト数 5
フランスのリールに所属し、2シーズンで公式戦96試合に出場し、32ゴールを記録している点取り屋。
アルフォンソ・デイヴィスどうように22歳とまだ若いが、既にカナダ代表でも32試合に出場し、21ゴールを記録するなど中心選手として活躍している。
ポストプレー得意でパス成功率も80パーセント後半と堅実なプレーが期待できる。
高い守備意識と守備戦術の理解度の高さが特徴だ。サードエリアでの総プレス回数は欧州5大リーグのFWの中でもトップという数字がある。
彼がチームのために走り、奪ったボールを彼に集めれば、彼のゴールが期待できる。
本大会での活躍を期待したい選手の一人だ。
- 所属 リール
- 2000年1月14日生
- 177cm/70kg
- 代表成績
- キャップ数 32
- ゴール数 21
- アシスト数 6
まとめ
実に9大会ぶりの出場となるカナダ。
前回出場の時は1得点もあげられずにグループリーグで敗退という屈辱を味わっている。
今大会も簡単ではないと思うが、北中米カリブ海予選を首位で通過するなど、国民のボルテージも最高潮に達しているだろう。
グループFの台風と目となり、大会を盛り上げてくれることを期待したい。