ワールドカップカタール2022を11月に控え、ニュースなどでもW杯への関心も日に日に高まってきています。
本記事では、日本と対戦するコスタリカ代表の過去のワールドカップ成績と今大会の予想メンバーや注目選手などをご紹介します。
ワールドカップでの成績
Embed from Getty Imagesコスタリカ代表は、今大会で3大会連続6回目の出場となる。
総合成績
- W杯出場 3大会連続6回目
- 通算成績 5勝5分8敗 得点19 失点28
- 最高成績 ベスト8(2014)
今大会の対戦相手
コスタリカは日本・ドイツ・スペインと同組のグループEとなった。
優勝経験国でもある強豪ドイツとスペインがグループリーグで同組となったことから、死の組と噂されている。
対戦国のW杯での成績とW杯での対戦成績について紹介する。
第1戦 スペイン
Embed from Getty Images11月24日(木)1:00~ TV ABEMA
- W杯出場 12大会連続16回目
- 通算成績 29勝12分18敗
- 最高成績 優勝1回(2010)
- W杯対戦 0勝0分0敗
第2選 日本
Embed from Getty Images11月27日(日)19:00~ テレビ朝日系/ABEMA
- W杯出場 7大会連続7回目
- 通算成績 5勝5分11敗
- 最高成績 ベスト16(2002,2010,2018)
- W杯対戦 0勝0分0敗
第3戦 ドイツ
Embed from Getty Images12月2日(金)4:00~ ABEMA
- W杯出場 18大会連続20回目
- 通算成績 67勝20分22敗
- 最高成績 優勝4回(1954,1974,1990,2014)
- W杯対戦 0勝0分0敗


コスタリカ代表メンバー
Embed from Getty Imagesいよいよワールドカップメンバーが発表された。
GK | 1 | ケイラー・ナバス (Keilor NAVAS) | パリ・サンジェルマン (フランス) | 86.12.15 | 185/80 |
23 | パトリック・セケイラ (Patrick SEQUEIRA) | CDルーゴ (スペイン) | 99.3.1 | 197/70 | |
18 | エステバン・アルバラド (Esteban ALVARADO) | エレディアノ | 89.4.28 | 193/80 | |
DF | 14 | カルロス・マルティネス (Carlos MARTINEZ) | サン・カルロス | 99.3.30 | 183/75 |
19 | ケンドール・ワストン (Kendall WASTON) | サプリサ | 88.1.1 | 196/87 | |
4 | ケイシェル・フラー (Keysher FULLER) | エレディアノ | 94.7.12 | 183/78 | |
6 | オスカル・ドゥアルテ (Oscar DUARTE) | アル・ワフダ (サウジアラビア) | 89.6.3 | 186/81 | |
3 | ファン・パブロ・バルガス (Juan Pablo VARGAS) | ミジョナリオス (コロンビア) | 95.6.6 | 192/88 | |
2 | ダニエル・チャコン (Daniel CHACON) | コロラド・ラピッズ (アメリカ) | 01.4.11 | 172/65 | |
22 | ロナルド・マタルリタ (Ronald MATARRITA) | FCシンシナティ (アメリカ) | 94.7.9 | 175/70 | |
8 | ブライアン・オビエド (Bryan OVIEDO) | レアル・ソルトレーク (アメリカ) | 90.2.18 | 172/70 | |
15 | フランシスコ・カルボ (Francisco CALVO) | コンヤスポル (トルコ) | 92.7.8 | 180/78 | |
MF | 25 | アントニー・エルナンデス (Anthony HERNANDEZ) | プンタレナス | 01.10.11 | |
26 | アルバロ・サモラ (Alvaro ZAMORA) | サプリサ | 02.3.9 | 169/ | |
16 | ジョウスティン・サラス (Youstin SALAS) | サプリサ | 96.6.17 | 168/66 | |
21 | ロアン・ウィルソン (Roan WILSON) | ムニシパル・グレシア | 02.5.1 | 180/59 | |
24 | ドウグラス・ロペス (Douglas LOPEZ) | エレディアノ | 98.9.21 | 180/72 | |
13 | ゲルソン・トーレス (Gerson TORRES) | エレディアノ | 97.8.28 | 176/71 | |
17 | ジェルツィン・テヘダ (Yeltsin TEJEDA) | エレディアノ | 92.3.17 | 179/67 | |
5 | セルソ・ボルヘス (Celso BORGES) | アラフエレンセ | 88.5.27 | 187/79 | |
10 | ブライアン・ルイス (Bryan RUIZ) | アラフエレンセ | 85.8.18 | 187/73 | |
20 | ブランドン・アギレラ (Brandon AGUILERA) | ノッティンガム・フォレスト (イングランド) | 03.6.3 | 168/60 | |
9 | ジェウィソン・ベネット (Jewison BENNETTE) | サンダーランド (イングランド) | 04.6.15 | 175/70 | |
FW | 12 | ジョエル・キャンベル (Joel CAMPBELL) | レオン (メキシコ) | 92.6.26 | 178/71 |
11 | ジョハン・ベネガス (Johan VENEGAS) | アラフエレンセ | 88.11.27 | 183/76 | |
7 | アントニー・コントレラス (Anthony CONRERAS) | エレディアノ | 00.1.29 | 180/72 |
W杯予選成績
順位 | 最終予選 | 試合 | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
1 | カナダ | 14 | 8 | 4 | 2 | 23 | 7 | 28 |
2 | メキシコ | 14 | 8 | 4 | 2 | 17 | 8 | 28 |
3 | アメリカ | 14 | 7 | 4 | 3 | 21 | 10 | 25 |
4 | コスタリカ | 14 | 7 | 4 | 3 | 13 | 8 | 25 |
5 | パナマ | 14 | 6 | 3 | 5 | 17 | 19 | 21 |
6 | ジャマイカ | 14 | 2 | 5 | 7 | 12 | 22 | 11 |
7 | エルサルバドル | 14 | 2 | 4 | 8 | 8 | 18 | 10 |
8 | ホンジュラス | 14 | 0 | 4 | 10 | 7 | 26 | 4 |
◆大陸連盟間プレーオフ (北中米カリブ海/オセアニア・プレーオフ) (勝者が本大会出場権獲得)
2022/6/14 コスタリカ 1-0 ニュージーランド |
開催日 | 対戦スコア(開催地) | 得点 |
2022年 3月30日 | ● 2-0 アメリカ (サン・ホセ) | J・バルガス、コントレラス |
2022年 3月27日 | ● 2-1 エルサルバドル (サンサルバドル) | コントレラス、キャンベル |
2022年 3月24日 | ● 1-0 カナダ (サン・ホセ) | C・ボルヘス |
2022年 2月2日 | ● 1-0 ジャマイカ (キングストン) | キャンベル |
2022年 1月30日 | ▲ 0-0 メキシコ (メキシコシティ) | |
2022年 1月27日 | ● 1-0 パナマ (サン・ホセ) | B・ルイス |
2021年 11月16日 | ● 2-1 ホンジュラス (サン・ホセ) | ドゥアルテ、G・トーレス |
2021年 11月12日 | 〇 0-1 カナダ (エドモントン) | |
2021年 10月13日 | 〇 1-2 アメリカ (コロンバス) | フラー |
2021年 10月10日 | ● 2-1 エルサルバドル (サン・ホセ) | B・ルイス、ボルヘス |
2021年 10月7日 | ▲ 0-0 ホンジュラス (ザンクト・ガレン) | |
2021年 9月7日 | ▲ 1-1 ジャマイカ (サン・ホセ) | マリン |
2021年 9月5日 | 〇 0-1 メキシコ (サン・ホセ) | |
2021年 9月2日 | ▲ 0-0 パナマ (パナマシティ) |
注目選手
代表143キャップを誇るキャプテン、ブライアン・ルイス。
創造性、テクニックがあり、彼の活躍により2014年のコスタリカ代表ベスト8進出を達成した。
北中米カリブ海3次予選の前半ではがプレーすることが多かったが、予選後半からはFWのヨハン・ベネガスや、18歳のブランドン・アギレラも同ポジションでのプレー時間を増やしてきており、レギュラーは約束されていない。
W杯で彼が活躍するようなら、2014年の再現もあるかもしれない。
- 所属 サン・カルロス
- 1985年8月18日生
- 183cm/ーkg
- 代表成績
- キャップ数 143
- ゴール数 29
- アシスト数 23
2008年9月に代表デビューをして以降、長年コスタリカ代表の守護神を務めてきた。
これまで107試合に出場。
2014年FIFAブラジルW杯と、2018年FIFAロシアW杯の出場経験を持つ世界トップレベルのGK。
北中米カリブ海3次予選では14試合に出場し、9失点に抑え、大陸間プレーオフ出場権獲得に貢献。
大陸間プレーオフでもニュージランド代表相手に完封。
見事、無失点でコスタリカ代表をワールドカップへと導いた。
36歳となり、これが最後のW杯になる可能性も高い。
死のグループE組に入ったが、堅守でコスタリカを決勝トーナメントへ導けるか、
コスタリカのゴールマウスに注目したい。
- 所属 パリ・サンジェルマン
- 1986年12月15日生
- 185cm/80kg
- 代表成績
- キャップ数 107
- 失点 107
2009年のU-17W杯に出場し、11年のCONCACAF U-20選手権では6ゴールで得点王に輝く。
A代表コパ・アメリカのボリビア戦で1ゴールを挙げ、一躍有名になりアーセナルに移籍した。
しかし、イギリスでの労働許可が下りず、レンタルを繰り返す。
ブラジルW杯では直前に負傷離脱したアルバロ・サボリオに代わってCFに入り、GSウルグアイ戦で得点をマーク。
ベスト8進出の大躍進に貢献した。
スペースに抜け出す爆発的なスピードや、左足の強烈なシュートを武器としている。
代表キャップ数は117を数え、積み重ねたゴール数も25になる。
今回のワールドカップで活躍し、再び脚光を浴びることができるか。
- 所属 モンテレイ/メキシコ
- 1992年6月26日生
- 178cm/71kg
- 代表成績
- キャップ数 117
- ゴール数 25
- アシスト数 20
まとめ
北中米カリブ海予選の結果を見ても、お世辞にも得点力があるとは言えないコスタリカ代表。
しかし、ナバスを中心とした堅守は今大会も健在だ。
ベテランと若手の攻撃がかみ合ったとき、ドイツやスペインから勝ち点をもぎ取ることも可能となる。
日本にとってもドイツ・スペインだけが相手ではない。
しっかりと準備してナバスを攻略しないとグループステージ突破は見えてこない。
ナバスが守るゴールマウスをこじ開けた時、グループステージ突破が近づくのは間違いない。


