ワールドカップカタール2022を11月に控え、ニュースなどでもW杯への関心も日に日に高まってきています。
本記事では、イラン代表の過去のワールドカップ成績や注目選手などをご紹介します。
ワールドカップでの成績
Embed from Getty Imagesイラン代表は、今大会で3大会連続6回目の出場となる。
イラン代表のW杯での成績を紹介します。
総合成績
- W杯出場 3大会連続6回目
- 通算成績 2勝4分9敗 得点9 失点24
- 最高成績 1次リーグ敗退
今大会の対戦相手
イランはイングランド・ウェールズ・アメリカと同組のグループBとなった。
優勝経験国があるのはイングランドだけで、他3チームは混戦とみられる。
対戦国のW杯での成績とW杯での対戦成績について紹介する。
第1戦 イングランド
Embed from Getty Images11月21日(月)22:00~ TV NHK/ABEMA
- W杯出場 2大会ぶり11回目
- 通算成績 8勝6分19敗 得点37 失点62
- 最高成績 ベスト4(1930)
- 対戦成績 0勝0分0敗
第2選 ウェールズ
Embed from Getty Images11月25日(金)19:00~ ABEMA
- W杯出場 16大会ぶり2回目
- 通算成績 1勝3分1敗 得点4 失点4
- 最高成績 ベスト8(1958)
- W杯対戦 0勝0分0敗
第3戦 アメリカ
Embed from Getty Images11月29日(水)4:00~ NHK/ABEMA
- W杯出場 2大会ぶり11回目
- 通算成績 8勝6分19敗 得点37 失点62
- 最高成績 ベスト4(1930)
- 対戦成績 1勝0分0敗
イラン代表メンバー
Embed from Getty Imagesワールドカップメンバーが発表された。
GK | アリレザ・ベイランヴァンド (Alireza BEIRANVAND) | ペルセポリス | 92.9.21 | 194/85 |
ホセイン・ホセイニ (Hossein HOSSEINI) | エステグラル | 92.6.30 | 188/81 | |
パヤム・ニアズマンド (Payam NIAZMAND) | セパハン | 95.4.6 | 193/82 | |
アミル・アベドザデー (Amir ABEDZADEH) | ポンフェラディーナ (スペイン) | 93.4.26 | 186/80 | |
DF | モルテザ・プラリガンジ (Morteza POURALIGANJI) | ペルセポリス | 92.4.19 | 187/83 |
ラミン・レザイアン (Ramin REZAEIAN) | セパハン | 90.3.21 | 185/75 | |
アボルファズル・ジャラリ (Abolfazl JALALI) | エステグラル | 98.6.26 | 177/68 | |
ホセイン・カナアニ (Hossein KANAANI Kanaanizadegan) | アル・アハリ (カタール) | 94.3.23 | 188/82 | |
ショジャー・ハリルザデー (Shoja’ KHALILZADEH) | アル・アハリ (カタール) | 89.5.14 | 182/80 | |
エフサン・ハジサフィ (Ehsan HAJSAFI) | AEKアテネ (ギリシャ) | 90.2.25 | 178/75 | |
ミラド・モハマディ (Milad MOHAMMADI) | AEKアテネ (ギリシャ) | 93.9.29 | 178/69 | |
サデグ・モハラミ (Sadegh MOHARRAMI) | ディナモ・ザグレブ (クロアチア) | 96.3.1 | 174/71 | |
マジド・ホセイニ (Majid HOSSEINI) | カイセリスポル (トルコ) | 96.6.20 | 183/78 | |
MF | ルズベー・チェシミ (Rouzbeh CHESHMI) | エステグラル | 93.7.24 | 192/80 |
ヴァヒド・アミリ (Vahid AMIRI) | ペルセポリス | 88.4.2 | 179/71 | |
メフディ・トラビ (Mehdi TORABI) | ペルセポリス | 94.9.10 | 185/71 | |
アハマド・ヌロラヒ (Ahmad NOUROLLAHI) | シャバブ・アル・アハリ (UAE) | 93.1.2 | 182/74 | |
サイード・エザトラヒ (Saeid EZATOLAHI) | ヴァイレ (デンマーク) | 96.10.1 | 190/82 | |
アリ・カリミ (Ali KARIMI) | カイセリスポル (トルコ) | 94.2.11 | 185/76 | |
アリ・ゴリザデー (Ali GHOLIZADEH) | シャルルロワ (ベルギー) | 96.3.10 | 176/69 | |
アリレザ・ジャハンバフシュ (Alireza JAHANBAKHSH) | フェイエノールト (オランダ) | 93.8.11 | 180/77 | |
サマン・ゴッドス (Saman GHODDOS) | ブレントフォード (イングランド) | 93.9.6 | 177/79 | |
FW | サルダル・アズムン (Sardar AZMOUN) | バイヤー・レバークーゼン (ドイツ) | 95.1.1 | 186/80 |
メフディ・タレミ (Mehdi TAREMI) | FCポルト (ポルトガル) | 92.7.18 | 187/80 | |
カリム・アンサリファルド (Karim ANSARIFARD) | オモニア (キプロス) | 90.4.3 | 187/80 |
W杯予選成績
アジア最終予選
順位 | グループA | 試合 | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
1 | イラン | 10 | 8 | 1 | 1 | 15 | 4 | 25 |
2 | 韓国 | 10 | 7 | 2 | 1 | 13 | 3 | 23 |
3 | UAE | 10 | 3 | 3 | 4 | 7 | 7 | 12 |
4 | イラク | 10 | 1 | 6 | 3 | 6 | 12 | 9 |
5 | シリア | 10 | 1 | 3 | 6 | 9 | 16 | 6 |
6 | レバノン | 10 | 1 | 3 | 6 | 5 | 13 | 6 |
開催日 | 対戦スコア(開催地) | 得点 |
2022年 3月27日 | ● 2-0 レバノン (マシュハド) | アズムン ジャハンバフシュ |
2022年 3月24日 | 〇 0-2 韓国 (ソウル) | |
2022年 2月1日 | ● 1-0 UAE (テヘラン) | タレミ |
2022年 1月27日 | ● 1-0 イラク (テヘラン) | タレミ |
2021年 11月16日 | ● 3-0 シリア (アンマン(ヨルダン)) | アズムン,ハジサフィ(PK) ゴリザデー |
2021年 11月11日 | ● 2-1 レバノン (サイダ) | アズムン ヌロラヒ |
2021年 10月12日 | ▲ 1-1 韓国 (テヘラン) | ジャハンバフシュ |
2021年 10月7日 | ● 1-0 UAE (ドバイ) | タレミ |
2021年 9月7日 | ● 3-0 イラク (ドーハ(カタール)) | ジャハンバフシュ,タレミ ゴリザデー |
2021年 9月2日 | ● 1-0 シリア (テヘラン) | ジャハンバフシュ |
注目選手
2017-2018シーズンにオランダリーグで得点王になるなど、ヨーロッパで活躍しており、現在はフェイエノールトに所属している。
イラン代表でも62試合に出場し13ゴールを記録するなど、チームの中心として活躍している。
彼の主戦場は右ウイングで、ドリブル突破や精度の高いクロスを武器にしています。
キックの精度が高く、FKでの得点が期待できるのも魅力です。
最終予選では、タレミと並びチームトップの4得点を挙げており、W杯本大会でも得点が期待される。
- FIFA選定 カタールW杯各国のスター選手に選出
- 所属 フェイエノールト
- 1993年8月11日生
- 180cm/76kg
- 代表成績
- キャップ数 62
- ゴール数 13
- アシスト数 6
ポルトガルの名門FCポルトに所属するFWタレミ。
ポルトガルリーグ21/22シーズンにおいて32試合に出場し、20ゴールを記録するなどポルトでも主力として活躍している。
イラン代表でもこれまで27ゴールを記録するなど、チームの得点源として活躍している。
強靭なフィジカルを活かしたボールキープに加え、正確なポジショニングなどゴールへの嗅覚の鋭さも武器としている。
年齢的にも30歳になりキャリアのピークを迎えている。
チームトップの4ゴールを記録した最終予選のように本大会でも彼がゴールを決めて活躍すれば、イラン代表の悲願である1次リーグ突破も見えてくる。
- 所属 FCポルト
- 1992年7月18日生
- 187cm/80kg
- 代表成績
- キャップ数 56
- ゴール数 27
- アシスト数 7
まとめ
アジアでは常にトップを争う立場にありながら、W杯に限ってはこれまで5回出場しながらわずか2勝しか挙げられず、世界の壁に跳ね返されてきたイラン代表。
しかし、前回大会ではモロッコに勝利し、ポルトガルと引き分け、スペインと接戦をするなど1次リーグ突破が見えてきている。
また、アジア最終予選でもA組1位で通過している。
しかも、今大会では、W杯わずか2勝のうち1勝を挙げている相性がいいアメリカと同組に。
タレミやジャハンバフシュらがキャリアのピークを迎えつつあり、正に決勝トーナメント進出の準備は整ったといえる。
W杯本番でアジアのレベルの高さを証明してほしい。