ワールドカップカタール2022を11月に控え、ニュースなどでもW杯への関心も日に日に高まってきています。
本記事では、ウェールズ代表の過去のワールドカップ成績や注目選手などをご紹介します。
ワールドカップでの成績
Embed from Getty Imagesウェールズ代表は、今大会なんと16大会ぶり2回目の出場となる。
そんなウェールズ代表のW杯での成績を紹介します。
総合成績
- W杯出場 16大会ぶり2回目
- 通算成績 1勝3分1敗 得点4 失点4
- 最高成績 ベスト8(1958)
今大会の対戦相手
ウェールズはアメリカ・イラン・イングランドと同組のグループBとなった。
優勝経験国があるのはイングランドだけで、イングランドが最上位とみられる。
対戦国のＷ杯での成績とW杯での対戦成績について紹介する。
第1戦 アメリカ
Embed from Getty Images11月22日（火）4:00～ TV NHK/ABEMA
- W杯出場 2大会ぶり11回目
- 通算成績 8勝6分19敗 得点37 失点62
- 最高成績 ベスト4(1930)
- W杯対戦 0勝1分1敗
第2選 イラン
Embed from Getty Images11月25日（金）19:00～ ABEMA
- W杯出場 3大会連続6回目
- 通算成績 2勝4分9敗 得点9 失点24
- 最高成績 1次リーグ敗退
- W杯対戦 0勝0分0敗
第3戦 イングランド
Embed from Getty Images11月29日（水）4:00～ ABEMA
- W杯出場 7大会連続16回目
- 通算成績 29勝21分19敗 得点91 失点64
- 最高成績 優勝（1966）
- W杯対戦 0勝0分0敗
ウェールズ代表メンバー
Embed from Getty Imagesワールドカップメンバーが発表された。
| GK | ウェイン・ヘネシー (Wayne HENNESSEY) | ノッティンガム・フォレスト (イングランド) | 87.1.24 | 183/73 |
| ダニー・ウォード (Danny WARD) | レスター・シティ (イングランド) | 93.6.22 | 191/88 | |
| アダム・デイヴィス (Adam DAVIES) | シェフィールド・ユナイテッド (イングランド) | 92.7.17 | 185/75 | |
| DF | ベン・カバンゴ (Benjamin “Ben” Cabango) | スウォンジー・シティ | 00.5.30 | 188/81 |
| ジョー・ロドン (Joe RODON) | スタッド・レンヌ (フランス) | 97.10.22 | 193/82 | |
| イーサン・アンパドゥ (Ethan AMPADU) | スペツィア (イタリア) | 00.9.14 | 175/69 | |
| トム・ロックヤー (Tom LOCKYER) | ルートン・タウン (イングランド) | 94.12.3 | 183/70 | |
| クリス・グンター (Chris GUNTER) | ウィンブルドン (イングランド) | 89.7.21 | 180/71 | |
| コナー・ロバーツ (Connor ROBERTS) | バーンリー (イングランド) | 95.9.23 | 175/71 | |
| クリス・メファム (Chris MEPHAM) | ボーンマス (イングランド) | 97.11.5 | 191/75 | |
| ネコ・ウィリアムズ (Neco WILLIAMS) | ノッティンガム・フォレスト (イングランド) | 01.4.13 | 183/72 | |
| ベン・デイヴィス (Ben DAVIES) | トッテナム・ホットスパー (イングランド) | 93.4.24 | 170/76 | |
| MF | ルビン・コルウィル (Rubin COLWILL) | カーディフ・シティ | 02.4.27 | 166/57 |
| ジョー・アレン (Joe ALLEN) | スウォンジー・シティ | 90.3.14 | 170/62 | |
| アーロン・ラムジー (Aaron RAMSEY) | ニース (フランス) | 90.12.26 | 178/76 | |
| ディラン・レヴィット (Dylan LEVITT) | ダンディー・ユナイテッド (スコットランド) | 00.11.17 | 178/74 | |
| マシュー・”マット”・スミス (Matthew “Matt” SMITH) | MKドンズ (イングランド) | 99.11.22 | 175/68 | |
| ジョナサン・ウィリアムズ (Jonathan “Jonny” WILLIAMS) | スウィンドン・タウン (イングランド) | 93.10.9 | 165/68 | |
| ソルバ・トーマス (Sorba THOMAS) | ハダースフィールド・タウン (イングランド) | 99.1.25 | 185/74 | |
| ジョー・モレル (Joe MORRELL) | ポーツマス (イングランド) | 97.1.3 | 186/77 | |
| ハリー・ウィルソン (Harry WILSON) | フラム (イングランド) | 97.3.22 | 173/70 | |
| FW | ギャレス・ベイル (Gareth BALE) | ロサンゼルスFC (アメリカ) | 89.7.16 | 183/74 |
| ダニエル・”ダン”・ジェームズ (Daniel “Dan” JAMES) | フラム (イングランド) | 97.11.10 | 170/76 | |
| キーファー・ムーア (Kieffer MOORE) | ボーンマス (イングランド) | 92.8.8 | 196/83 | |
| ブレナン・ジョンソン (Brennan JOHNSON) | ノッティンガム・フォレスト (イングランド) | 01.5.23 | 181/71 | |
| マーク・ハリス (Mark HARRIS) | カーディフ・シティ | 98.12.29 | 182/75 |
W杯予選成績
ヨーロッパ予選
| ◆欧州プレーオフ：パスA (勝者が2022年W杯出場権獲得) | ||||
| 準決勝1 | 2022/6/1 | スコットランド | 1-3 | ウクライナ |
| 準決勝2 | 2022/3/24 | ウェールズ | 2-1 | オーストリア |
| 決勝戦 | 2022/6/5 | ウェールズ | 1-0 | ウクライナ |
| 順位 | グループE | 試合 | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝点 |
| 1 | ベルギー | 8 | 6 | 2 | 0 | 25 | 6 | 20 |
| 2 | ウェールズ | 8 | 4 | 3 | 1 | 14 | 9 | 15 |
| 3 | チェコ | 8 | 4 | 2 | 2 | 14 | 9 | 14 |
| 4 | エストニア | 8 | 1 | 1 | 6 | 9 | 21 | 4 |
| 5 | ベラルーシ | 8 | 1 | 0 | 7 | 7 | 24 | 3 |
| 開催日 | 対戦スコア(開催地) | 得点 |
| 2021年 11月16日 | ▲ 1－1 ベルギー (カーディフ) | ムーア |
| 2021年 11月13日 | ● 5－1 ベラルーシ (カーディフ) | ラムジー2(PK1),N・ウィリアムズ B・デイヴィス,C・ロバーツ |
| 2021年 10月11日 | ● 1－0 エストニア (タリン) | ムーア |
| 2021年 10月8日 | ▲ 2－2 チェコ (プラハ) | ラムジー,D・ジェームズ |
| 2021年 9月8日 | ▲ 0－0 エストニア (カーディフ) | |
| 2021年 9月5日 | ● 3－2 ベラルーシ (カザン(ロシア)) | ベイル3(PK2) |
| 2021年 3月30日 | ● 1－0 チェコ (カーディフ) | D・ジェームズ |
| 2021年 3月24日 | 〇 1－3 ベルギー (ルーヴェン) | ウィルソン |
注目選手
レアルマドリードで8シーズンを過ごし、280試合114ゴールを記録。
代表でも15シーズン在籍し、103試合で40ゴール15アシストと、言わずと知れたウェールズ代表で最も有名な選手です。
サウサンプトンで16歳の時にトップチームデビューを果たし、以降、トットナム、レアルマドリードで活躍してきた。
ウェールズ代表にも16歳から出場するなど、長年ウェールズ代表を引っ張ってきた。
プレースタイルとしては、圧倒的なスピードを生かしてのドリブル突破からの強烈なシュートが、持ち味。
また、縦回転フリーキックも非常に魅力的です。
Twitterでも「We’re going to the @FIFAWorldCup! A dream come true!」と本大会出場をとても喜んでいるのが印象的です。
キャリアのピークは過ぎてるかもしれませんが、キャリアの集大成として念願の、ウェールズ代表として出場するW杯での彼のプレーを楽しみにしたい。
- 所属 レアルマドリード
- 1989年7月16日生
- 185cm/81kg
- 代表成績
- キャップ数 103
- ゴール数 40
- アシスト数 15
リヴァプールの下部組織で育ち、2014年にトップチームに昇格。
また、2013年に16歳と207日でA代表デビューを果たし、ウェールズ代表の最年少デビュー記録を塗り替えている。
ポジション的にはウイングや中盤でもプレーすることが出来て、代表では前線の3枚の真ん中を務めていますが味方にアシストする能力や強烈なミドルシュートが武器。
また、FKも得意としている。
W杯本番でもウェールズ代表の攻撃をけん引する彼のプレーに注目だ。
- 所属 フラム
- 1997年3月22日生
- 173cm/70kg
- 代表成績
- キャップ数 39
- ゴール数 5
- アシスト数 6
まとめ
前回出場から半世紀以上が経過し、久しぶりの出場。
熱狂的なウェールズファンもこの時を長い間待っていただろう。
出場は1回ながらベスト8に進出しており、また、強豪ひしめくヨーロッパ予選において、プレーオフを制して出場を決めるなど、実力は侮れない。
近年、2016年のユーロでもベスト4に進出するなど大舞台でも結果を残している点も忘れてはいけない。
実に64年ぶりの出場となるウェールズ代表の戦いから目がはなせない。
