サッカーワールドカップカタール2022では、FIFAは賞金総額10億ドルを準備しており、2018年のロシア大会よりも29%増額されたといわれている。
本記事では、出場国の賞金や順位別の賞金に加え、日本代表の選手たちが手にする金額についてご紹介します。
順位別の賞金
ロシア大会の賞金
ロシアワールドカップの順位別の賞金をまとめました。
順位 | 国 | 賞金総額 |
---|---|---|
1位 | フランス | 3800万ドル(約42億7000万円) |
2位 | クロアチア | 2800万ドル(約31億4000万円) |
3位 | ベルギー | 2400万ドル(約27億円) |
4位 | イングランド | 2200万ドル(約24億7000万円) |
ベスト8 | ウルグアイ、ブラジル、ロシア、スウェーデン | 1600万ドル(約18億円) |
ベスト16 | 日本、アルゼンチン、コロンビア、スイス、スペイン、デンマーク、メキシコ、ポルトガル | 1200万ドル(約13億5000万円) |
グループリーグ敗退国 | アイスランド、イラン、エジプト、オーストラリア、韓国、サウジアラビア、セルビア、セネガル、チュニジア、ドイツペルー、ナイジェリア、ポーランド、パナマ、コスタリカ、モロッコ | 800万ドル(約9億円) |
前回大会で約13億5000万円を手にしている。
さらに、出場国には準備金として150万ドル(約1億6千500万円)が分配された。
カタール大会の賞金
カタール大会の賞金を表にまとめました。
順位 | 賞金 |
---|---|
優勝 | 4500万ドル |
準優勝 | 3200万ドル |
3位 | 2600万ドル |
4位 | 2200万ドル |
ベスト8 | 1600万ドル |
ベスト16 | 1200万ドル |
GL敗退 | 800万ドル |
3位以上は上がっているが、4位以下はロシア大会と変わっていない。
賞金はどこから出るか
ワールドカップの資金源とされるのは、テレビ放映権料とスポンサー料などです。
2014年に開催されたワールドカップでは、テレビ放映権料とスポンサー料による収入を合わせて45億ドル(約4959億円)であったとされている。
今大会も多額の放映権料が想定されるが、日本のABEMA・NHK・テレ朝・フジが獲得したカタールワールドカップの放映権の総額は、FRIDAYによると350億円と言われています。
日本代表選手が手にする金額は?
2018年FIFAワールドカップロシア大会では、FIFAから日本サッカー協会へ約15億円もの賞金が支給されましたが、日本代表チームの選手たちには日本サッカー協会からの日当が支払われています。
日本サッカー協会から代表選手に支払われた日当は1万円。
この日当は、代表選手として招集されている間が対象とされるものであり、直前のトレーニングキャンプから敗退する日まで支払われました。
さらに、日本サッカー協会は試合に勝つたびに「勝利給」も支給され、1勝するごとに200万円が支給されました。
また、順位に応じたボーナスも設定されていて、ベスト16に進んだことで600万円のボーナスが各選手に支給されたようです。
今大会ではいくら支払われるか、気になります。
ワールドカップの審判報酬
審判によって試合の行方が大きく変わる場合もあります。
サッカーにおいて、審判は重要なポジションですよね。
そんな責任重大な審判たちの報酬は一体いくらなのでしょうか。
カテゴリーは経験やキャリア年数によって分類され、ロシア大会では、トップクラスの主審は5万7000ユーロ(約740万円)を受け取り、さらに1試合追加するごとに2500ユーロ(約33万円)の報酬が支払われたそうです。
副審は、2万ユーロ(約260万円)、さらに1試合ごとに1600ユーロ(約21万円)貰えるそうです。
W杯の審判ともなると精神的プレッシャーも大きくなるので、その分他の試合に比べて高額の報酬が得られるようですね。
まとめ
- 賞金総額10億ドルともいわれている
- 優勝賞金は4500万ドルか
- 日本代表の選手には、日当に加え勝利給や順位に応じたボーナスがある
- 審判にも十分な報酬が支払われている