さて、11月に迫ってきたW杯。
ドイツのデュッセルドルフで開催されているキリンチャレンジカップも第1戦を終えて、W杯までに組まれている代表選は、エクアドル戦と11月のカナダ戦の2試合だけになった。
日本はアメリカに快勝し、W杯への期待が高まる中、日本と同じE組のドイツ、スペイン、コスタリカはどうだったのか。
簡単にまとめました。
ドイツ代表
ドイツ代表は、UEFAネーションズリーグ(UNL)のリーグA・グループ3第5節をハンガリーと戦った。
結果は0-1の敗戦。
記事によると、以下のような試合展開だったようだ。
17分、左サイドからのCKにニアサイドのアーダーム・サライが右足のアウトサイドでボールをすらすと、浮き球がそのままゴールネットへ。A・サライの鮮やかなバックヒールでアウェイのハンガリーが先手を奪った。
~中略~
後半、ドイツは4バックから3バックに変更し、ヨナス・ホフマンとダヴィド・ラウムの両ウイングバックを高い位置に配したシステムでゴールに迫るが、5バックで対応するハンガリーのゴールをこじ開けることができない。
51分にはボックス左に侵入したリロイ・ザネのシュートがGKの好守に阻まれ、57分に中央突破からティモ・ヴェルナーが放ったシュートは威力を欠いてしまう。また、ヨズア・キミッヒが強烈なミドルを放って再三ゴールを脅かしたが、枠を捉えきれずに試合は終了。
サッカーキング
ドイツは、最終戦で最下位決定のイングランドと対戦。
▼9月27日 イングランド代表 vs ドイツ代表
W杯に向けてあまりいい調整ができているとは言えない。
前回大会も韓国に敗れてグループリーグで敗退しているドイツ代表。ドイツでプレーして活躍している選手も多い日本代表。チャンスはある。
W杯の初戦、期待して観戦したい。
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スペイン代表
スペインも、ドイツと同様に24日、UEFAネーションズリーグ(UNL)のリーグAを戦った。
グループ2第5節でスイス代表と対戦し、1-2で敗れた。
記事によると試合展開は以下のようであったようだ。
同試合にて、スペイン代表は序盤からスイス代表の堅守に苦戦。21分にはコーナーキックからマヌエル・アカンジ(マンチェスター・C/イングランド)に先制点を許し、ビハインドのままハーフタイムに突入した。後半に入ると55分にジョルディ・アルバ(バルセロナ)のゴールでスペイン代表が試合を振り出しに戻したものの、直後の59分に再び失点。スペイン代表は最後まで2点目を挙げられず、ホームで敗戦を喫した。
サッカーキング
敗戦にルイスエンリケ監督は、スペイン代表の出来には不満があったようだが、W杯へ向けては不安はないようで、以下のようにコメントしている。
11月に開幕するFIFAワールドカップカタール2022でグループEに入ったスペイン代表は、コスタリカ代表、ドイツ代表、そして日本代表と対戦する。
サッカーキング
L・エンリケ監督は今回の敗戦がワールドカップに与える影響について問われるも、「まったく不安はない。もちろん、ポジティブな勢いを持ってカタールに臨んだほうが良いのは確かだが、それでもチームには全幅の信頼を置いている」と主張。
「今日の相手は優秀で、自分たちがどのようにプレーすべきかをわかっていた。いつも上手くいくとは限らない。調子が悪い時にはこんなこともある」と話した。
スペイン代表は、最終節で隣国ポルトガル代表と対戦する。
▼9月28日 ポルトガル代表 vs スペイン代表
敗戦したとはいえ、相手はW杯出場国の強豪スイス代表。そこまで悲観的になる内容ではなく、この敗戦で日本代表に有利に働くということはないだろう。
ただ、スペイン代表といえど、最も強かった時に比べてつけ入るスキがあるのは事実のようだ。
日本代表とはW杯の第3戦で対戦する。強豪スペイン代表との本気の戦い、今から楽しみだ。
コスタリカ代表
FIFAワールドカップカタール2022で日本代表と同組に入ったコスタリカ代表が23日、韓国で同国代表と対戦し、2-2のドローだった。
記事によると試合展開は以下のようであったようだ。
試合は、立ち上がりからホームの韓国が押し気味に試合を進めるが、コスタリカも守備陣が粘り強い対応を見せて応戦。しかし28分、韓国が右サイドでの組み立てからユン・ジョンギュのパスをゴール正面ボックス手前で受けたファン・ヒチャンが左足でゴール右隅に決めて韓国が先手を奪った。
サッカーキング
~中略~
その後、韓国の猛攻を凌ぐと41分、右サイドから左足でゴールに向かうクロスが入ると、韓国DF陣がクリアしきれずファーサイドに流れたボールをジェウィソン・ベネットが押し込んだ。
さらに迎えた後半、新顔のアルバロ・サモラらを投入したコスタリカが63分に勝ち越し点を奪う。
~中略~
その後、ホームの韓国が必死の反撃を見せると、80分にボックス外で手を使ってしまったコスタリカのGKエステバン・アルバラドが退場処分となり、そのプレーで得たFKをソン・フンミンが直接沈め、スコアは2-2に。結局、試合はそのまま終了となり、韓国の猛攻を凌ぎつつ、要所でゴールを奪ったコスタリカが敵地で引き分けた。
韓国相手に逆転し、最後は退場者も出して追い付かれてしまったが見どころ十分の試合展開だったようだ。
特筆すべきは、ジェウィソン・ベネットが若干18歳ということだ。
ゴールシーンはこちら
若い選手ほど、波に乗ると怖い。短期決戦のW杯、この活躍は日本の脅威になるかもしれない。
確実に勝ち点3が欲しい、コスタリカ戦。
11/27日、日曜日の19時半、日本中がテレビの前に釘付けになるだろう。
コスタリカ代表のワールドカップ(W杯)成績と今大会の注目選手
まとめ
- 調子の悪いドイツとはW杯の初戦で対戦、勝ち点をとって有利にグループステージを戦いたい
- スペインも敗戦しているが、相手は強豪スイス。日本とは第3戦で対戦。スペインとの対戦前にグループ突破を決めておきたい
- 確実に勝ち点3を取りたい相手、コスタリカ代表。しかし、侮れないチーム。また、3試合の中で一番見やすい時間帯。日本から応援を届けたい。
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